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【災害弱者が厳選】災害備品に加えるべき役立つグッズ5点

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一般的な災害備品リストにはないけれど、絶対に備えておいた方がいいもを、手足の動きが少し弱い軽度障害者目線で書いています。前回は備蓄食品編でした。

【災害弱者が厳選】災害備品に加えるべき4種の食品

「私は健康だから障害者用の準備なんて必要ない」

本当にそうでしょうか・・?

足に何かが落ちてくるかもしれない。真っ暗な中、足元に何があるか分からずに歩いて転倒するかもしれない。がれきを片付けている時に手を捻挫するかもしれない。

家族全員が全くケガをせず、病気にもならずに被災者暮らしができるとは限らないんです。

もしケガをしたら、今の私と同じように、身体の自由が制限されてしまいます。しかも災害時です。病院は重病人優先。こんな時に怪我をしたら大変です。

だから、今は健康な方も、少し身体が弱い人に合わせて災害準備品を備えておくのが安心なんです!

 

杖を布団に添わせるように置きましょう

私は阪神大震災と東日本大震災を経験しています。阪神大震災は早朝におきました。揺れがおさまった後、まだ暗い部屋の中を目を凝らして見てみたら、家のガラスが割れ、たんすが倒れ、家の中がめちゃくちゃになってたんです。

あの時の経験から、健康な人にも杖は絶対あった方がいいと痛感しました。

杖をオススメする理由

  • 床や地面の様子をさぐるのに役立つ
  • 床に飛び散ったガラスなどをどかすこともできる
  • 段差ができた場所や 階段の上り下りで膝を痛めずにすむ
  • もちろん足を怪我した時には大活躍
  • 傘や棒じゃダメ。すべります
  • 杖を買うなら4点杖を処方箋不要、意外と激安

 

床や地面の様子をさぐるのに役立つ

真夜中で床の様子が見えない時、水かさが増して地面が見えない場所を歩く時などに、杖を差し込んで危ないものが転がっていないか確認して歩く必要があります。何かがそこにあれば、ねんざをしたり転倒したりします。

もし流れのある水の中に倒れたら立ちあがれなくなります。水の圧力はすごいです。ねんざをした足で水圧に負けずに歩くことも難しいでしょう。まさに転ばぬ先の杖です。ケガをしてからでは遅いんです。簡単に病院にはいけないですから。

 

床に飛び散ったガラスなどをどかすこともできる

寝る時はスニーカーを枕元などに準備しておけ、とよく言われますよね。割れたガラスで足を切らないように。でもそれだけでは十分ではないと私は思います。

薄暗かったら、ガラスの下に何かあっても分かりませんし、足をのせたガラスがすべって、身体のバランスを崩す可能性もあります。

手でガラスを拾って通路を作るのは危険です。手を切ります。でも杖があったら、1mくらい先までの障害物をどかして床の上を歩くことができます。

 

段差ができた場所や階段の上り下りで膝を痛めずにすむ

地震が大きければ、平地だったところに段差ができます。元々平地だったわけですから、そこに手すりはありません。

給水車からもらった水を運ぶ時、エレベーターが止まっていたら階段ですよ。重いものを持って何度も階段の上り下りをしていると、膝や腰に負担がかかります。

でも、杖をつくことで重さを分散させることができます。

一度足の関節を痛めたら、年齢にもよるでしょうが、なかなか治らないです。体重が常に掛かる場所ですから。

杖なんてカッコ悪いと思ってる人がいたいら私は言いたい。

災害時です。ケガをせずに元気に暮らすことが最優先。あなたの関節は一生の宝。大事にしてくさいね (^-^)

 

もちろん足を怪我した時には大活躍

被災しているわけですから、近所の整形外科でレントゲンを撮るわけにもいきません。

たとえ骨折をしていなくても、モノが散乱したでこぼこ道や家の中を、痛む足で歩くのは非常につらいです。体重を杖に掛けて足を守りましょう。

 

傘や棒じゃダメ。すべります

小さいものを移動させるだけだったら、傘や棒でも大丈夫です。でも、体重を掛けたら確実にすべります。

傘にかぎらず、先が金属になっている棒は、濡れた所ですべるんです。先がとがっていると、柔らかいところに刺さりこんでしまいます。頼りにして歩いていたらバランスを崩して倒れかねません。

棒はどうか。歩く時に力を掛けると手が下に滑ります。持ち手が棒と垂直でないと、長い間持って歩けません。しかも重たいです。

 

杖を買うなら4本足タイプのものを!

杖なんていう介護用品はどこで買うんだ?と思われた方。大型スーパーの介護用品コーナーにあるかもしれません。

買うなら4点式で、先端のゴムが大きいものをイチオシします。安定感が全然違います。普通の杖と値段はだいたい同じです♪

防災用品として備えるだけなので、スーパーで安いのを。なければ通販で。

コンタクトレンズみたいに医師の処方箋はいらないので、他のものと同じように買っちゃって大丈夫です。

 

杖をついたことがないからどれを選んだらいいか分からない!という方へ。

ズバリ私が選ぶなら、LEDライトもついているこの商品です!2000円もあれば手に入ります。折りたためます。軽いです!

なぜこの杖がいいのか。

 

  • EDライトがついている:がれきの中にいても、光を出せば見つけてもらえる確率が上がります。上空のヘリの音にかき消され、音で生存を知らせるのは簡単ではありません。
  • 折りたたみ式で軽い:4点杖でライト付き・折りたたみ可で384gはとても優秀。ちなみに私の杖は600gです。

本当に杖が必要な障害者の方は、スーパーや通販ではなく、病院や専門業者を通して買うのがいいと思います。自治体で杖の代金を負担してくれるところもあるので、問い合わせてみてください。

 

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避難用カバンは ポケットが多く、下の物が取り出しやすいものを!

避難所に持って行って、そのまま引き出しのように使えるカバンがベスト。縦長なリュックサックはおすすめしません。下のものが取り出しにくいです。

小さなものが迷子にならないよう、小さなポケットが両側・外側についたものをオススメします

たとえばこんなリュックサック。中に小ぶりのナップザックが入ってるので、避難所で貴重品だけ持ち歩きたい時に便利ですよ♪下着や生理用品を入れるのにもいいですね。

 

意外とマザーバッグも優秀です。

固定できるゴムがたくさん。バッグの下にあるものを取り出せるジッパーつき。

 

ポケットはないですけど、椅子がついてるカバンもあります。耐重量100キロ。オシャレなトートバッグとしても使えます。

 

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ペットには 避難所でおうちとして使えるペットキャリーバッグを

 

私が使っているのはこのキャリーです。

このキャリーをオススメする理由

  • 手で運ぶこともできますが、頑丈なキャスター付きなので引っ張って移動できる
  • メッシュつきの窓が大きく、カバーもしっかりしている
  • 布地がしっかりしていて縫製も丁寧。
  • デザインがおしゃれなのでリビングにおいても違和感がない
  • 首輪の金具に取り付けられるフックがついているので脱走防止に最適
  • 大きいのでそのまま寝床にすることもできる
  • ネコなら2匹 小型犬なら1匹 余裕で寝られます!
  • 底もしっかりしていて平ら

首輪につけられる金具がカバンの内側についています。脱走防止になり、とても安心です。

折りたたんでペチャンコにして片付けるのもいいですが、わざといつもリビングに置きっぱなしにしてオモチャの1つにしています。キャリーに慣れてるので自分から入ってくれますし、ごろごろと嬉しそうにのどを鳴らして病院までご機嫌です。

避難所で使う場合は、おびえているようなら窓を閉めて、上を開けて換気をすることができます。上が全部メッシュになっているので、中の様子がしっかり確認できるのも好ポイント♪ジッパーで閉じることもできます。暑さ寒さのどちらにも対応可!

類似品があります。ピンクやグレーでした。側面の窓をふさぐ覆いがないため冬は寒いと思うのでオススメしません)

 

ピルケースはキーホルダー式がベスト

外出する時にカギは絶対に持って出るので、キーホルダー式のピルケースを買ったんですが・・

激安で丈夫なんですけど、縦5センチ×幅(直径ですね)1.6センチしかありません。薬が増えてきたので錠剤も入らなくなりました。ぎりぎりまで角をけずって押しこんでいます。買い換え予定です。

 

錠剤だけならこれで十分なサイズです。でも粉末の薬袋を丸めて入れると錠剤が入りません。

 

粉末薬も飲んでる方にはこちらがいいと思います。グリーンの他に、ブラックとシルバーがあります。

 

小さいネックレス型のものもおしゃれですね。心臓が悪い人がニトログリセリンを入れるのに丁度いいサイズです。でも1日3回複数の薬を飲む人には、小さすぎて不向きです。

 

自分の病歴が分かるものをひとまとめにして普段から持ち歩こう

健康な方なら、お薬手帳・緊急連絡先・既往症・血液型などが分かればいいかな、と思います。でも既に慢性疾患を持っている人、特に命に関わる可能性がある病気の場合は、それだけでは全然足りません。

私は「家族性多発性脳海綿状血管腫」という血管奇形を持っており、小さな出血を何度も起こしています。

先日も急に手の感覚がなくなりはじめ、脳外科の夜間外来経由で緊急入院になってしまいました。

話すことも難しかったのですが、カバンの中からこれを引っ張り出して渡しました。ここには緊急入院に必要な情報とモノが全部入っています。

適切な処置を受けられたお陰で、今こうしてブログを書くことができています。

くわしくは、別記事の「自分の医療情報を安全確実に持ち歩くには」をご覧ください!普通のポーチじゃないんです。持病を持っていることを知られたくないけど、いざという時には正確に情報を伝えたい。そんな悩みを解決してくれるポーチです。

●自分の医療情報を安全確実に持ち歩くには

 

災害備品にちょこっと加えて 被災後の生活を少しでも楽に安全に

 

まとめ

  • 4点支えの杖(LEDライトつき・折りたたみ・軽量)
  • 小物が迷子にならない・ポケットや仕切りが多い・下のものが取り出しやすいカバン
  • 寝床としても使えるペット用キャリーバッグ
  • キーホルダーにつけられるピルケース(持病薬を持ち歩く場合)
  • 自分の病気の情報や1週間分の薬なども全部入れられるポーチ(持病を持っている人は絶対に!)

絶対にだけは持っててね!歩けなくなったら詰みますから、是非。

 

 気にいってくださったら ボタンを押して 教えてください!ご訪問ありがとうございました♪

 

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いめゆんな

多発性脳海綿状血管腫(家族性・脳幹部含む)を持つ軽度障害者です。与えられた身体や生活環境と折り合いをつけ、最大限の楽しみと幸せをつかみたい、と思いながら生きてきた半世紀を綴ってます。海外ひとり旅歴35年。京都大学卒。医学・医療系大学の講師です。

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