お出かけ・旅の記録

【ひとり旅歴35年】女性海外ひとり旅のトラブルを減らす10のポイント②

 

旅のトラブルも後から振り返れば思い出のひとつ。でもトラブルは少ないに越したことはない。「こうすればひとり旅のリスクを少しでも下げられるな」と思うことを、私の経験をまじえて具体的に書いています。35年間の経験から、実例を交え、なるべく他のサイトに書かれていないポイントを選びました。

長いので2つに分けてます。これは後編です。前編はこちら。

 

【ひとり旅歴35年】女性海外ひとり旅のトラブルを減らす10のポイント①

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女性ひとり旅の安全度をupさせるノウハウ例

 

人が助けてくれることを前提にした旅程は立てない

 

「英語は話せないし所持金はたったの●万円だけど、ヒッチハイクでアメリカ横断!」のような無茶をする子が時々いる。その様子をyoutubeにupしてアクセス数を稼ぎたいのかも知れない。あるいは、そういうことを後押しするサークル的なものに感化され、英雄になりたくて旅立つのかもしれない。

でもね。SNS上で無責任に応援する人達もひっくるめて、トラブルに巻き込まれて命が危険にさらされても、無責任な支援者はその子の命に責任を持ってくれない

クラウド上で資金を集めて何かやる人も増えた。奇抜なことをするほどお金は集まりやすいと思う。でも、人からカネをもらった以上、それに応えるだけの無茶をして、観客を楽しませなければいけない。その無茶が取り返しのつかないことにつながるかもよ。

 

親切に家に泊めてもらってラッキー♪と思ったら、あれこれ恐ろしい目に遭うかもよ。おごってもらってラッキー♪と思ってても、食べ終わった後「それじゃーねー(にっこり」だけで済まなかったらどうするんかね?

女性のひとり旅なら、その辺のガードは固めだと思うけど、SNS見てるとたまに「うわあ・・」と思う人がいる。「親切でいい人♪ここはいい国♪」と浮かれてたけど、無事に帰ってきたかなあ。無事だったことに味をしめて、またそんな ゆるふわ旅をしてるうちに、足元すくわれなきゃいいんだけども

 

現地調達が困難なものはスペアを。薬なども忘れずに

 

もうこれはタイトル通り。

私が経験した範囲で書くと。メガネを作るのに1日~数日掛かる国もあった。20分でメガネができる店があるとは限らない。国にもよるけど、ダメそうだなと思ったら、安物でいいからスペアを持参のこと。メガネがないとモノの輪郭が全然分からない私にとって、メガネは身体の一部だ。なくなったら歩けない。

他にも身体関連としては、下痢止め・風邪薬・ばんそうこう・ビタミンC・アミノバイタル・マスク・使い捨てカイロを持ち歩いている。空気が汚い国を歩いていると喉をやられ、風邪をひきやすくなるので使い捨てマスク。背中がぞくっとしたら風邪を引きかけているのかもしれないので、首の下あたりにカイロ。

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日本なら安心でしょ♪と思うかもしれないけど、そうとは限らんよ。例えば、本土から遠く離れた日本の端っこの離島。診療所の一般外来は3時から5時。時間外は119番に電話することになっている。その電話は何と那覇につながるんだよ。症状を話して、通院が必要だと判断されたときにのみ、島の診療所に那覇から電話を掛けてくれる。ちょっとした体調不良ではダメってことなんだろうね。島には救急車はないと聞いた。タクシーは数日前に予約が必要。

私はその島で手首の捻挫をし、手の皮が少しむけてしまった。運が悪いことに、私が泊まっていたのは一軒貸しの民泊施設。管理人は家にいない。私ひとりで泊まっている。しかも、本土から非常に離れているせいか、島外からやってきた人に好意的な人ばかりじゃない。診療所は徒歩圏にあったけど、運が悪いことに大雨だ。亜熱帯の大雨はハンパない。しかもその日は金曜日。土日は診療所が休診。ほんと詰んだ。初動が遅かったせいか、ねんざの痛みがなかなかとれなくて困っている。

使い慣れた薬や傷薬は是非持ってってね

 

小物はレジ袋に。お気に入りのものは持っていかない

 

小物を入れる時にポーチは使わない。余計なすき間ができて、入れられる荷物の量が少なくなる。どうせ一人なんだから小物は全部レジ袋にinだ。ドミトリーに泊まる時も、ぐっちゃぐちゃのレジ袋はパクられるリスクが低い。高そうなものを持っていかない。旅の基本だよね。

筆記具や傘は出し入れすることが多く、なくしやすい。お気に入りのものを持っていくのは避けようね。なくなったときのダメージが大きい。

私は少し右手が器用に動かず、握力も弱いので、財布にはひもをつけてカバンにつなげてある。ぽろっと落としても、すられそうになってもとりあえず安心。

 

スマホが使えなくなったら何ができなくなるか考えておこう

 

ひとりだから、仲の良い友だちから借りたりできないよ。その国の人が親切に自分のスマホやパソコンを使わせてくれるとは限らんよ。宿のスタッフでは分からないことだってあるからね。

一例として書いてみるね。人によって、できなくなったら困ることは違うからね。

領事館の場所や電話番号のように、「領事館」で検索したら一発で見つかる情報ならいい。親切な人が調べてくれるだろう。問題なのは、あちこちのサイトにアクセスして情報を探さないといけない時

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私が実際に体験した例でいうと。羽田からLCCが飛ばず、1日遅延するトラブルに巻き込まれたことがある。クレジットカードについている、旅行傷害保険の補償内容や金額が分かる説明書を持って行ってて助かった。持ってきたクレカの説明書を読み、「宿泊時の食事は保険でカバーする」という一文を見つけた。豪勢な中華料理を食べた料金は、全額保険金として戻ってきた。ひとりで6,500円の飲食。豪華だったわ。わはははは。

こう言う情報をネットで探すのはちょっと手間が掛かる。1つのサイトに書いてあることが正しいか、念のために別のサイトをいくつか開くことになる。それに、いい情報が検索上位に挙がっているとも限らないからだ。

 

 

メールなどのチェックは他人のスマホでできんから、定期的に日本に電話連絡をしないといけないかもしれない。国によるけど、まだ国際電話がかけられる電話機を探すのが大変な国もあるよ(30年前の経験で恐縮だけど、いまは経済発展を遂げた中国だって、昔はどこのホテルからでも国際電話がかけられたわけじゃない。安宿に泊まるんだったらなおのこと)。いわゆる後進国に単身で飛び込む時は、現地の通信事情はしっかり調べておいた方がいい

スマホは便利だけど、あれ1台に機能が集約されてるから、なくなると結構詰む。深刻に詰むかもしれない。

 

クレカについてる旅行保険の話を書いたついでに。ケガの補償は手厚くても、病気入院の補償は少ないことが多い。医療費が高額な国(例えばアメリカ)にいくのなら、別に旅行保険を掛けておいた方がいいよ。

 

 

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使い方は、こちらのサイトが分かりやすかったです https://www.asobou.co.jp/blog/life/rss-2

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くりからん

全身に遺伝性の血管奇形があります。脳や脊髄、身体を支える大きな骨に至るまで。出血するたびマヒや発作が強くなるのに、手術は危険なのでできません。そんな人生も半世紀を越えました。老後が見えてきた今。何をしておきたいか。どんな人生を送りたいか。日々考えてます。

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