脳・脊髄から血が出る暮らし(病人の毎日)

遺伝性の血管腫が身体のあちこちにたくさんあります。親も兄弟も子供も、同じ遺伝子を引き継いで、やっぱりあちこちに血管腫のある身体で生きてきました。脳にある血管腫から出血して命を落としたり、重度の障害者になったりで。こうやってパソコンに向かって文字を打てる人間は、私ひとりになりました。

遺伝病というのは切ないもんです。誰が悪いというもんじゃないですからね。代々親から遺伝子を受け継いで人は生きていくわけです。ヘンな遺伝子がきても避けようがない。親だってヘンな遺伝子を意図的に選んで子供に渡すわけじゃない。

誰を責めても治らんのです。遺伝子を否定したら人体は成立せんのです。

だから、もらった遺伝子でできてる身体をじょうずに使う。そして、この身体で手に入る最大限のしあわせをつかむ。それが一番エエんちゃうかと思うんですよね。

他人さんの身体を借りて生きるわけにいきませんからね。他人をうらやんでも、人生を恨んでも、生産的なことは何もありません。自分を生きる。それだけですわ。それでエエんです。それがエエんです。

背骨を1本失いましたが

2025/10/8  

最後の記事を書いてから8カ月。この間の私は、背骨を1本取っ払う大手術を経て、その後のリハビリに削られる毎日でした。 手術をしたのは、「背骨を取るならあそこに行け!」と色んなクリニックから激押しされた某 ...

〈笑う病人還暦サバイバー〉を目指せ

2025/1/27  

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保護中: 【限定公開資料】壮絶な過去も未来の糧や

2025/10/6  

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医師が叫んだ。「手術ができる病院を紹介するから一刻も早く行って!」

2023/9/5  

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2023/9/7  

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「湯シャン」を試したら、髪にコシが戻り、太くなり、地肌が見えなくなった

2025/10/6  

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「24時間テレビ 愛は地球を救う」の凋落が悲しい

2025/1/27  

#f25d37 初回の「24時間テレビ」は硬派な福祉番組だった   24時間テレビの初回。障害者を珍獣扱いする社会は終わるかも知れないと思った12歳の夏 「24時間テレビ 愛は地球を救う」が ...

効果が感じられなかった鍼灸院 6つのポイント

2025/1/27  

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