壮絶な過去だと人は言う(生い立ち)

病気退職を決断するのに何が必要だったか

●リタイア後の自分を不幸にしないために。体験して分かった「持病を持つ人がすべきこと〇つ」

リタイア前の準備

生活費の把握 年間いくらあれば安心して暮らせるのかは人によって違う。

リタイア後に何をやりたいかをはっきりさせ、リタイア前から始めておくこと 趣味ボランティアお小遣い稼ぎ孫と遊ぶ

日常に強制力が働かなくなるので、やらねばならないことはルーティーン化計画を立てておく

可能なら年単位で少しずつ仕事を減らし、リタイア後の生活のイメージを体感してみる

リタイア後3カ月間の生活習慣 締め切りがない暮らしは物事を先送りにしてしまう 積み残しの山 計画的に暮らす必要 計画的に用事を割り当てるためにも起床時間は基本的に厳守 体調不良時の積み残しを片付ける日を作る。例えば週に1日ごととか。

物足りない・失敗したと思ったら

 

●リタイア後の幸せは計画的かつ戦略的につかみにいこう

 

●病気退職後1年。私の心は童女になった

私が本物の童女だった頃。天真爛漫に暮らすことを許されなかった。

料理買い物お金の管理 それ以外のことは全部夫がやる暮らし

嫌いなことはしない。飽きたら容赦なくやめる。ハマったら一晩中やる

家から出ない

難しいことは分からない。分かろうともしない。全部夫にお任せ。

夫と対等(以上)な妻の立場が重くて面倒くさくなった

 

 

「退職後の毎日を楽しく過ごしたいなら、現役世代のうちに手を打っておかなければいけませんよ」

「特に『先生』は気をつけてね、ボケちゃう人が多いらしいわよ」

前者はよく聞く言葉であり、後者の真偽のほどは分からない。けれど、

「先生」だった私の心に長く突き刺さり続けた言葉だ。

 

遺伝性の脳血管疾患を持つ私は健康な人よりも寿命が短いだろう、と若い頃から警戒して暮らしてきた。身体障害者手帳が交付されたのは43歳の誕生日だ。

そう遠くない日に私は教壇を降りることになる。健康寿命も短いに違いない。

19歳からはじめた仕事がなくなる日、私は自分のアイデンティティを保てるだろうか。その後の人生を幸せに暮らせるだろうか。

リタイア後の毎日は貴重だ。身体が不自由になっていたとしても、それなりに楽しく暮らしていたい。

じゃあ充実した老後を送るためにどうすればいいか。

私は他人よりも真剣に考えてきた自負がある。なぜなら、私の両親も障害者で、病気まみれで苦しんだ末に若くして亡くなったからだ。

 

来るべきリタイア後の人生に向けて、私は色々と試行錯誤し、良いと思ったことはほぼすべてやってきた。

というのに、充実感も高揚感もない。やりたいことも時間も沢山あるというのに、仕事をしていた時よりも進みが悪い。用事が片付かない。感情は一直線の心電図。毎日がつまらなく過ぎていく。

退職して1年。現役時代に気づけなかったリタイア後の落とし穴にいくつもはまり、苦しみ、脱出方法を考えながら今も暮らしている。

具体的に私が何を準備したのか。リタイア後の毎日をつまらなくしている原因は何なのか。それらをどう克服しようとしているのか。

そろそろ文章に落とし込めるほど形がはっきりしてきたので、別の記事にまとめてみたいと思う。この記事が書けたら手を付ける予定だ。

 

何に対して、誰のために、どれだけの時間を使うのか。これらを誤ると人生が狂う。幸せにはなれない。

例えば、「いずれは妻とは別れるから」と口先だけの甘い言葉を吐く男を愛し続けても先はない(と私は思う)。

「ここで勤まらなかったら他に行ってもダメだよオマエは」と罵倒され続けて、貴重な20代を棒に振るのは実にもったいないことだ。

 

長年仕事をしてきた人は、仕事を中心に時間の使い方が最適化されてきているはずだ。つまり、身体に例えるなら仕事は背骨。背骨がなくなったら人は生きていけない。身体が崩れてしまう。

仕事がなくなるということは、身体から背骨を抜き去るに等しい。時間の使い方・日々の暮らし方・人生を規定してきたものがなくなる。

だから、リタイア後の人生が崩れっぱなしにならないよう、新しい背骨を見つけたり作り出したりして、人生の再構築をせねばならない。これを怠ると、老後資金に不安がなくても人は老後を楽しむことができなくなる。

 

人間関係が狭まる

時間のデフレ(価値が下がる)

時間管理しなくても困らない

起床時間はいつでもいい

だらだら。後回し。明日になればできると根拠なく

就寝時間

→その日にやったことがほとんどない

→印象に残るものがない

→その日の記憶が残らない

→その日はないのと同じ

→時間を失ったに等しい

短期記憶

自己評価

肩書 何をすればいい人なのか分からない

感謝 家族以外の人間から感謝される機会が減る

行動力 やらなくても毎日やり過ごせるので後回し

外出日=通院日

お金 年金はあるが

自由

自分名義で稼いだお金は自信につながり自分を守る

直接ありがとうと言われる機会

自己評価を保ついい機会だった

年金のお陰で生活には困らないとはいえ

生活のリズム 時間管理

コロナの影響もあり完全自宅引きこもり

大抵のことは明日回しでも大丈夫 締め切りがない

短期記憶

昨日何をしていたのか忘れる 時間スピードup

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くりからん

障害者家庭生まれ貧民窟育ち。鉛筆とチラシの裏を使って人生を一点突破。過酷な過去を幸福に書き換えた 【笑う病人還暦サバイバー】。過酷な過去は将来の糧。不幸も人生のコンテンツ。笑えるネタに加工するのが幸せの道です。治療不能な遺伝性の血管腫と共に生きてます。もうすぐ背骨の大手術。還暦前の大規模修繕です。無事生き残ったら、関西人らしい本を書きます。

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