障害者と生きる・障害者として生きる

【出版社でトークライブやります】壮絶な過去も未来の糧や

出版社のトークライブに出演することになりました

 

あなたの人生を語って下さいとの依頼が来た

ある日、X(旧Twitter)にDMが届いた

サンクチュアリ出版で副社長をしています。トークライブで話してみませんか?

この出版社が定期的にトークライブを開催してることは知っていた。登壇してるのは、Xのフォロワーが何万人もいる人、Youtubeの登録者数がすごい人ばかりだ。こういう方たちは固定ファンが多いから、催し物をしても集客が見込める。

一方の私はYoutubeもインスタもやってない。Xで自分の身の回りのことを書いてるだけ。治らぬ病と共存しつつ、日々思うことをひっそり書いてる弱小アカウント。どこで私を見つけてくれたのかも分からない。

しかし、DMを下さったのは副社長ご本人。しかも、「あなたの人生について語ってほしい、何を話しても構いませんから」という破格の条件だ。

 

私には人生の残り時間があまりない

私の身体には、いつ出血するか分からない奇形血管がたくさんある。しかも脳や脊髄といった致命的な場所に。

もうすでに小さな出血を起こしている場所が数え切れないほどあり、そのうちの1つは背骨を1つ破裂骨折させてしまい、背中の神経を押しつぶす寸前で止まっている。もう少し押されたら私の下半身は完全麻痺だ。

さらに脳内では、生命維持に不可欠な脳幹というヤバい場所でも微出血をいくつか起こしている。同じ遺伝病を持つ弟は、脳幹で少し大きめの出血を起こして、今ではもう別人だ。

固定ファンが多いとか少ないとか、聞きに来てくれる人がいるのかどうかとか。そんなことを気にしてる場合じゃない。もらったチャンスは今つかまないと、身体がいつどうなるか分からんのだから。

 

過酷な人生ネタなら山ほどあるのに

私は全く無名の病人だけど、語りたいことがある。聞いて欲しい人生がある。

  • 遺伝性の脳血管奇形で親兄弟が次々と重度の身体障害者になった過去。
  • 差別と貧困と虐待と暴力があたりまえの貧民窟で育ったこと。
  • 犯罪者にならずに済んだきっかけを作ってくれた友人のこと。
  • 貧民窟から脱して普通の生活ができるよう、勉強で一点突破しようとした時のこと。進学に大反対の親せきを説得して大学進学の道を開いてくれた恩師のこと。
  • 結婚してやっと穏やかな暮らしができると思ってた矢先、私の脳内にも親と同じ脳血管奇形があると知ったこと。
  • しかも同じ病気が娘に遺伝し、私よりも先に突然死してしまったこと。

挙げればキリがない。

 

「作り話でしょ?」と笑われてきた人生を 真面目に聞いてくれる方に話したい

自分の過去を話しても、酷すぎて誰も信じてくれないことが多かった。だからこそ、「あなたの人生を語ってほしい」と向こうからオファーしてくれる機会は、本当に貴重でありがたいこと。

私の人生が意味を持つ。聞きたい人がいる。私が話すことで、本当に無名のまま短い人生を散らしていった身内が、東京の出版社が開催するトークライブの動画に残る。

残った動画は出版社のサイトからいつでも買っていただける。

 

「不幸と共存し、幸せに変えていくコツを知りたい」とよく言われるので

私の身の上話をした時に、よくあるリアクションの2つ目は、

「過酷でしたね」

「よく笑って生きてますね」

「なんでそんなに強いんですか?」

私にしてみれば、次々やってくる敵を倒しながら、少しでも明るい方に走ってた。ただそれだけのこと。あたりまえに生きてきた。それだけのこと。

でも、他の方の目からみると、そんな経験をしてるのに、「人生そこそこ楽しいっすよ」と真顔で言ってる私が信じられないみたいだ。

どうすれば不幸を克服して人生を楽しめるのか。

不幸につぶされない人生のコツを知りたい。

よくそう言われる。

 

今まで当たり前だと思ってきたことにニーズがあるんだとしたら、このチャンスに乗らぬ手はない。

心を決めて、いま私は、1か月を切ったトークライブの準備に取り掛かっている。どなたかの役に立つことを切に願いつつ。

 

このブログは私の人生記録。だからこそ、ここを読んでくれてるあなたに告知したい

このブログを読んでくださっている方は

私の幼少期のできごと

巨デブになるほど食べ物で自分を支えてないと生きていけなかったこと

色々私のことをご存じだ。

だから是非、ここを読んでくださってるあなたにお知らせしたい。

 

ということで、今日はトークライブの告知をさせてもらおうと思います。

 

 

+++サンクチュアリ出版にて+++

単独トークライブやります

会場観覧先着30名

動画配信のお申込みもできます

申し込みはこちらから

是非リアルくりからんの迫力を体感してください

2024年10月8日(火)19:30-21:30(19:00開場)
サンクチュアリ出版地下1階イベントホール
東京都文京区向丘2-14-9
地下鉄南北線 東大前駅 徒歩5分

くり からん はこんな人

幼い頃に、父親が脳動静脈奇形の手術を経て重度の身体障害者に。小学校入学までは知り合いの家をたらい回しにされ育つ。空腹のあまり公園で木の枝を食べていたら、ホームレスから食パンの耳をおごられる。

やがて母親も重度の身体障害者に。原因は遺伝性の脳血管奇形。貧民窟と呼ばれる古い団地で、差別と闘いながら成長。人生に絶望した父親の自殺を説得して止める。当時9歳。

中高生時代は、薬の副作用で暴れまわる父が障害者の母親を虐待。止めに入ったことがきっかけで父の怒りが私に向かい、障害者の父から虐待されながら暮らす。

似たような境遇で育つ子たちが次々と人生の道を踏み外していくなか、勉強で人生を一点突破して旧帝大へ進学。

その後、自身も母親と同じ脳血管奇形が多数あることが分かり、さまざまな体調不良を抱えながらも、人生を見つめ直すために海外放浪ひとり旅を繰り返す。

結婚後、落ち着いた家庭を手に入れるも、自分と同じ脳血管奇形からの出血で高校生の娘を亡くす。

子供の頃からの夢だった、教壇に立つ仕事を35年。病状の悪化のため引退。その後は文筆活動とソロ活を楽しみながら、人生の後半戦に備える日々を送っている。

信条は「人生も闘病も頭脳戦や」。

私のX(旧Twitter)やブログ、noteを読んでくださった方の感想

人生の崖を登り切った人の言葉は強い。壮絶な人生です

孤独のレッスンは大事ですね。人生の後半戦への備えは、お金や断捨離だけじゃない

不幸から学び、どう活かすのか。私も頑張ろうと思えるパワーをもらいました

泣き明かしているうちに人生は終わる。前を向け。本当にそうですね

子供の分までしっかり生きねばと決意しました

・迫力ありました。説得力があります

敵に回したら怖いタイプですね、いい意味でw

もらった身体と境遇を生かして人生を楽しむ。前向きでいいですね

生き方コンシェルジュという言葉がぴったりです

 

 

特にこういう方にオススメです

不幸を糧にして幸せになる方法を知りたい方

・そんな人から元気をもらいたい方

人生ガチャに失敗したと嘆いている方

・「なんで自分だけが」と悲しんでいる方

・先天性・遺伝性の病・治療できない病・命が危ない病と共に生きている方

障害と共に生きている方・そんな人の生き方に興味がある方

残された人生を有意義に過ごしたいと考えている方

貧困家庭で障害者の親をもった少女の成り上がり人生に興味がある方

孤独のレッスン・ソロ活の醍醐味に興味がある方

子供に先立たれた方・親を若くして亡くした方

 

 

お会いできるのを楽しみにしています!

会場で、または動画配信で。

リアルの私を見ていただけたら嬉しいです。

ただし、背骨の破裂骨折を起こしてからは運動ができず、薬のせいでむくみも発生してるので、せっかく瘦せた体形はみごとに壊れてますw 済みません。

 

申し込みはこちらから

 

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くりからん

全身に遺伝性の血管奇形があります。脳や脊髄、身体を支える大きな骨に至るまで。出血するたびマヒや発作が強くなるのに、手術は危険なのでできません。そんな人生も半世紀を越えました。老後が見えてきた今。何をしておきたいか。どんな人生を送りたいか。日々考えてます。

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