お出かけ・旅の記録

【女性海外ひとり旅歴35年】日本人バックパッカーの旅はこのように変化した

スマホ・ネット・デジカメもなかった35年前。私がひとり旅を始めたのはそんな時代でした。当時18歳。そういやFAXも普及していませんでした。そんな35年前の旅が今の旅とどう違っているか。私の経験から、実例を交えてまとめてみようと思います

この35年間の変化をざっくりと書いてみよう

日本の国力低下による変化

日本のパスポートを見せるだけで簡単にトラブルが解決したり、優先的にモノが手に入ったり。自然と人が集まってきて楽しい思いをしたり、色々教えてくれることが減った。日本人というブランドは地に落ちた。私が歳を食ったこともあろうけど、それだけではない。日本人とコネをつけてメリットがあるなら、オカンにだって悪いヤツは近づいてくる。なんせカネを持っている。ガードが甘い。体力も落ちている。

現地の人との交流が減るデメリットは、リアルタイムの危険情報を得にくくなることだ。ネットで得られる情報は限られている。日々その街で暮らしている人が教えてくれる情報には大きな価値がある。致命的な被害にあった人はネットに情報を書き込むことができないわけだからね。

意外なものを盗まれることが減った。かつては後進国と言われていた国が次第に国力を高め、物資が豊かになったせいだ。かつて私はルーズリーフの紙1枚を盗まれた。中央アジアのアルマトイという街だった。当時はソ連領で、市中に物資が出回らない国のひとつ。だから思いがけないものが貴重品になっていたんだね。信じてもらえるかどうかわからんけど、パン屋に行っても全くパンがない。売り切れたんじゃなくて作れないんだ、小麦粉が手に入らないらしくて。大国のくせに日常生活に必要なものがなかなか手に入らなかった。電車の中でカップヌードルを盗まれたくらいだ。

なくても全く困らないものならいい。でも、ないと不便だなと思うものがなくなると厄介だ。盗んでいくくらいだから、その国の中では手に入りづらいってことだ。国を出るまでずーっと不便な思いをする。

ネット・スマホの恩恵

持ち物が随分減らせるようになった。画質にこだわらなければカメラはいらない。音楽プレイヤーもいらない。地図を頭に叩き込んで歩く必要もない(地図なんか道端で広げてたらいいカモだ)。日本と簡単に連絡が取れる(国際電話がかけられる場所を探すのに随分苦労した)。翻訳も可能。海外にいても職種によっては仕事ができる。とにかくメリットはたくさん。

宿の予約やビザ申請もネットでできるようになった。ネットはないんだから、検索して予約♪じゃないよ。政府機関に旅程表を提出して、指定されたホテルに言い値で泊まらされた国もある。ビザ申請のためにはモスクワの政府機関とのやり取りが必要だった。日本の領事館ですぐにビザがもらえる国ばかりじゃない。

安宿が多いところまで住民向けのバスに乗り、宿のおっさんと直接交渉できる国ならいいか、というとそうでもない。文化が違うから、遠慮し過ぎてはバカをみる。強く出過ぎたらトラブルのもとにもなりかねない。価格交渉のさじ加減が難しい。

そして、スマホとクラウドサービスの最大のメリットだと個人的に感じている点は、「あと何枚写真が撮れるだろう」と気にせずにガンガン撮影ができることだ。かつてはフィルム式カメラしかなくて、カメラの中に単1電池みたいなフィルムを入れて写真を撮ってた。ところが、フィルムが簡単に買えない地域もあるんだな。買えたとしても、ちゃんと写ってんのかは現像してみないと分からない。賭けだ。なので、何気ない風景の写真があんまり残っていない。発展いちじるしい中国の風景なんかは、もっとしっかり撮影しときゃよかったと強く思うよ。ブログ書きたくても画像がないからね。検索しても探すのが大変。みんな同じように写真の撮り控えをしてたんじゃないかと思う。

アクセスしやすくなった

ひとつは飛行機が安くなったこと。記憶が確かなら、日本からイギリスまで行くのに、タイ経由の乗り継ぎ便なら12万円。JALの直行便なら20万円もした。これでも、個人旅行専門の旅行ガイドブックに書かれてる店で押さえたチケットだ。バブル期とはいえ、学生がサクッと行ける金額じゃない。

もうひとつは、外国人立ち入り禁止エリアが減ったこと。宿もそうだな。かつては、外国人を泊めてくれないホテルもあった。話は宿から離れるけど、共産主義の国にはマクドナルドもケンタッキーフライドチキンも店を出してなかったんだよ。資本主義国の商品やお店は入り込めなかった。ベルリンの壁が壊れる前後ぐらいかな、北京にケンタが進出し、モスクワにマクドができたのは。

ビザも宿も航空券もネットでとれる時代だ(ビザは国によりけりだ)。店に出向く必要さえない。こんな時代になるとはなあ・・オカンは旅に出る旅に、昔を思い出してしみじみと感慨にふけっている。

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ネット・スマホ・デジカメがない時代から ひとりで旅をしてきた経験から、「こうすれば旅のリスクが減る」と思うことを、これから2記事に分けて書いてみようと思う

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ちいでる

●家族性多発性脳海綿状血管腫(脳幹・脊髄も含む)を持つ軽度障害者 ●両親が重度障害者の家庭で育ちました ●たとえ平坦じゃなかったとしても、人生は何とかなるもんですね!

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