沖縄でDiDiを利用してタクシーに乗りました。メリットと注意点を利用者目線で完全解説します。乗車時の様子を全て画像付きで紹介。障害者割引の情報もあります。
車社会の沖縄では公共交通機関が手薄な場所がたくさんありますので、レンタカーを借りないならタクシーは必須です。
最新のキャンペーン情報・配車エリアはDiDiのサイトで随時確認して下さいね!
DiDiを賢く使いこなすために
詳しい説明は不要でクーポンコードだけ欲しい方は、UTK6NNF4と入力してください。
アプリをダウンロードしてください! iPhone・AndroidどちらもOK
DiDiというのは、タクシーを呼ぶところから支払いまでアプリ内で完結するサービス。ソフトバンクの支援を受けて運営されています。
専用のタクシーが走っているのではなく、従来のタクシーがこのシステムに加入している状態です。なので乗るのは普通のタクシーです。
DiDiを利用するメリット[沖縄編]
沖縄で利用できる主なネット配車サービスはDiDi以外にもありますが、それぞれこんな欠点がありました。
- 沖東交通:自社タクシーの配車にのみ対応
- taxisite:料金検索ができるのはありがたいが、表示される3つのタクシー会社は電話予約・現金支払いのみ。行きたい場所を入力しても「該当なし」と表示される頻度が高い。
- Japan Taxi:ネット決済に対応しているタクシー会社が少ない
検索1回で多くのタクシー会社に配車依頼できる
公共交通機関が脆弱な沖縄では車が旅の生命線。空車が少ない時間や地域ではタクシー確保は時間との勝負です。モタモタと1社ずつ電話してるうちにタクシーがなくなったら大変。何度も痛い目に会いました。
提携しているタクシー会社が多いDiDiなら、タクシーがつかまらないリスクを下げられます。
午後4時前後はタクシー運転手の交代時間にあたるので、特に気をつけて下さい。そのうち道路も混みます。時間だけじゃなく運賃が心配になります。
申込みから配車まで数秒(私の経験です)
初めてDiDiを利用したのは2018年の夏でした。当時は那覇空港からでも、申し込んでから数分待たないとタクシーが見つからなかったんです。
しかし、2020年の冬に利用した時には、10回申し込んで毎回たったの数秒でタクシーの手配が完了。流しのタクシーをつかまえるより断然早くて確実。加盟しているタクシー会社がこの3年で増えたようです。
「どこを走ってるの?ぼったくられてない?」という不安も解消!
タクシーが走っている場所は、ずっとスマホ上の地図の上に表示されています。拡大表示もできますから、「あれ?この交差点の名前、目的地と反対方向じゃん!」とか、すぐに分かります。
客が行きたい場所と運転記録がネット上に残るわけですから、運転手もヘンなことはしにくいでしょう。女性ひとりでも安全度upです!
「呼んだタクシー、どこに止まってるの?」と 気をもまなくていい
運転手の名前・車の番号・車体の色や車種まで分かります。地図上にタクシーの位置が表示され、「到着まであと○分」「到着済みです」という表示も出ます。
細かい連絡をしたい時は、タップ1つで運転手と会話できますので、建物の反対側で待っていた、なんて行き違いも解消されます。
電話でタクシー会社に配車を頼んだ時にはこんなことできません。運転手に直接連絡できる機能がないアプリも同様です。
到着予定時刻通りにタクシーがくる
システムが指示する時間(たとえば5分)以内に客の所に着かねばならない、というルールがあります。それを越えたらキャンセル扱い。仕事がなくなってしまいます。「約束にルーズでてーげー(いい加減)」な運転手は仕事を得られません。
予定を大幅オーバーしたり場所を間違えていたのに「アンタの指示が悪いからだ」と逆ギレする運転手。他県とくらべて沖縄では多めです。指摘すると「ねーさんはコワイ人だねえ」と、元は運転手のミスなのに客を悪者扱いにするケース、ちょくちょくあるんです、残念ながら。
うるま市の某タクシーでタクシー代○円で10円が無く初めて1円5枚5円1枚を出したら怒られて断られました。1万札を出したら釣り銭が無いと言われるのは何度も有りコンビニで飲み物買って万札を崩す事も有るのに何で1円、5円は取らないのか❓そのタクシーを2度と利用しないと決めました。
— 沖縄市、駄菓子屋、より道 (@pWj7qDVsENejS4i) November 13, 2022
でも、DiDiで呼んだ運転手さんに不快な思いをさせられたことは一度もないです。それは、次の項目でくわしく書きますが、運転手の評価システムがしっかりしてるからだと思います。
運転手のサービスを評価するシステムあり
乗車後には、運転手を5段階評価し、不満点を選択肢から選ぶ画面が出ます。情報はDiDiに蓄積されていきますから、運転手もタクシー会社もヘタなことはできないでしょう。
しかも入れた★の数別に、不満項目の選択肢が変わっていきます。選択肢だけでなく、自由記入欄もありますよ。
詳細な乗車記録が残り、同じルートの再注文も簡単
DiDiの申込み方法と注意点
DiDiの利用手続き方法
①まずはアプリをダウンロード!iPhone・AndroidどちらもOK
②登録画面に必要事項を入力
クレジットカード・デビットカード・PayPayが利用できます。登録しておくと、降車時に運転手さんと支払いのやりとり不要の自動決済が可能になります。クーポンでの割引も自動。「~のクーポンを使って下さい」というやりとりもいりません。降りるだけでOK。
③「クーポン」を開くとクーポンコード入力欄があります。
空欄のままだとメリットがないので、私の番号(UTK6NNF4)でよければ使ってください。私が住んでる場所ではDiDiが使えないのです。
私が利用した時は、入会時にもらったクーポンの他に、沖縄限定クーポンが3000円分ついてきました。1乗車につき1枚利用できます。
クーポンの利用期限の短いものから自動的に適用されたので安心でした。
降車時の金額画面に、運転手がクーポン適応前の金額を打ちこみますが、クレカなどに請求されるのはクーポン分を差し引いた金額になっているので安心して下さいね。支払金額明細(領収書)はメールで届きます。
車内でスマホをどこかにかざしたり、運転手に見せたりする必要はありません。「このクーポンを使いますから」と運転手に言う必要もありません。そのまま降りちゃって下さい!
DiDiで呼んだタクシーに乗車してから清算まで
現在地はアプリが自動で感知してくれるので入力不要ですが、位置がずれている場合は手動で直せます。
空港以外から乗車した時は、現在地が10メートル程度ずれてました。念のため、現在地表示をしっかり確認して下さいね!
那覇空港の場合は「0番乗り場」と「9番乗り場」のどちらにするか?とアプリが聞いてきました。0番はバス乗り場よりも遠いので、9番がよいと思います。
目的地を入力します。建物名でもいいですし、住所を入力してもOK。
現在地から目的地までのルートが示されます。確認をして「次へ」をタップ。
探し始めます。探し始めてから大体5分経ってもタクシーが見つからない場合は、再度操作が必要です。
見つかったら、運転手の名前・ナンバープレート・車種や色を教えてくれます。
何か急いで伝えたい時は、右に電話マークがついていますのでタップして下さい。LINEのように文字でのやり取りツールもついてますが、運転中の人は文字を打てないので、電話がいいですね。
あと何キロ地点まで来てるか、あと何分で到着するかを教えてくれます。
到着した時の画像はこうなります。あと○分以内に来ないとキャンセルになるぞ、と書かれていて焦りました。
那覇空港の0番乗り場はちょっと遠いです。空港を背にして左のバス乗り場を越えた先にあります。9番の方が近いと思います。
走り出すと、地図上にタクシーの現在地などが表示されます。DiDiが運転手に指示したルートでもあります。運転手さん曰く、渋滞しやすい場所だと分かっている時は、あえてナビを無視して抜け道を走ることもあるそうです。
時々 運転手さんの方から、この道は混むのでここを曲がってあの道を走ります、と言われることがありましたが、納得のいく迂回でした。確かにあそこは混むよな、という場所でした。親切です。
運転手さんは、自前のナビの他にDiDiのナビを搭載しています。普通のナビと違って進行方向にあわせて地図が回転しないので、使い勝手は悪いとのことです。
到着すると、ナビ画面は料金確認ページに変わります。
運転手が手入力で料金メーターと同じ金額を打ち込みます。下のオレンジ色の部分を押すと料金が確定。
DiDiで呼んでいるタクシーは普通のタクシーです(DiDi専用のタクシーが走っているわけではありません)。なので、普通の料金メーターがついてますし、レシートを出す器械もありますよ。
沖縄で感じたDiDiの弱点
現在地を自動取得しますが 微妙に位置がずれてます
自分がいま立ってる場所をDiDiが自動的に感知するんですが、10mくらいずれていました。建物が大きい那覇空港では気付きませんでしたが、ホテルやお店の前で立ってると、国道の反対側にフラグが立ってます。タップして位置情報を変更できるので、是非確認して下さい。
乗車地点が現在地に固定されているので、申し込んだ場所から動けなかった
「どこから乗りますか?」と聞いてきません。あなたがスマホアプリを操作している場所からタクシーに乗る、という前提になっています。申し込んだ場所から移動できない。タクシーを申し込む画面で指定できるのは行き先のみ。
乗車時間予約は他地域でトライアル中とのことです(2023年追記:もう改善・実装されているかもしれませんね)。
「△分以内に○○へ行け、その時間を過ぎたら自動的にキャンセル扱い」これは運転手も乗客も同様
アプリに「到着」と表示された後、タクシー乗り場まで急いでいる最中、「あと○分経っても乗車されない場合はキャンセルになります」と表示が出て焦りました。キャンセル料が掛かることがある、と書かれていました。
これは運転手さんも同じだそうで、指示通りの時間に指定された場所に到着して客を乗せられなかったら、その申込はキャンセル。仕事が1つ消えてしまいます。
車社会の沖縄では、渋滞は日常茶飯。DiDiが指定してきた時間に間に合わせるために、抜け道を上手く利用して何とか時間内に到着するよう気をつけているとのことでした(本当はDiDiが指定したルートで走らないといけないと決められてる・・と聞いた気もします)。
DiDiで呼んだタクシーでも障害者割引は使えますが注意点が1つ
運転手が操作画面上で「清算」を押してしまうと、運賃データがセンターに送信され、料金訂正ができなくなってしまうそうです。
運転中に振り向かせるのは危ないので、目的地が近くなったら、口頭で「障害者手帳を持ってます」と伝えると安心です。
きちんと取り扱いマニュアルもあります。
メーター上ではこの金額ですが
割引料金表を確認し、障害者用料金を手入力してくれます。
これで金額が確定です。
賢くタクシーを使えば時間が買えます
時間と体力を優先したいときの強い味方
旅の移動の選択肢にタクシーも加えてみてはいかがでしょうか。
車社会の沖縄は、公共交通機関の整備が進んでいるとは言えません。行きたい場所に1本で行けるバス路線がないこともしばしば。特に沖縄本島北部は車がないと非常にキツい。
本島中南部の旅でも、タクシーを上手く利用すれば、弾丸旅行でも時間を効率よく使えるのでお勧めです。
DiDiを使って、ぜひ快適な旅をして下さいね!
【記事紹介】沖縄でも送料無料なAmazon。Paidy決済で5%トクしよう
この記事を見てくださった方々の中に沖縄県民・長期滞在者の方もいると知り、Amazonについて書いた別記事の紹介をします。
なぜかというと、沖縄に送料無料で商品を送ってくれるネット通販が、Amazonとヤマダ電機の2つしかないらしいからです。
沖縄は、いろんなものを本土から運んでこないといけない(製造業が弱い)ので、毎日お店で買うモノの値段が高いんです。だから、せめてAmazonでオトクに買い物できるよう、Paidyの使い方を書いてみました。誰かに届くとうれしいな。
アフィリエイトじゃないので書いても私はもうからないんですがw、沖縄にいくたびに親切にしてもらうことが多いので、沖縄へのお礼のつもりで書きました。
本土の方にもオススメします!
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